この旅行記は、筆者と小学二年生がケニアの大地を ガイドのダンソン氏とともに
1367km駆け抜けた旅の顛末を紹介するノンフィクションだ。
ノンフィクションではあるが、いくらか誇張を含んでいる。
でもそれは事実を曲げるほどじゃない。むしろ心象としては、
この記録こそが真実だと断言できる。
なにしろ、掲載したどの写真もこの旅行の最中に撮影したオリジナルだし、
その場面で感じたことを綴っているのだから。
どのページから読み始めてくれてもいい。
ケニアの大地には、その瞬間、その場所にそれぞれの躍動がある。
それを少しでも読者と共有できるなら、
この記録を残した甲斐があるというものだ。